介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

生活習慣病予防のための予防やガイド・マニュアルについて

      2015/11/07


生活習慣病は超高齢社会を迎えた日本では死因のトップとなっている病気の根源となっている事でよく知られるようになってきました。
生活習慣病はその名の通り、生活習慣が原因となって引き起こされる病気です。

 
生活習慣病を予防するにはどのように考えて予防していけばいいのか?予防を行っていくうえでどこで知識を手に入れていくのが良いのか?
この記事ではそのような疑問にお答えできるよう、予防の考え方や厚生労働省が公表している各種ガイドやマニュアル、制度について述べています。

 

 
生活習慣病の予防
 

 

生活習慣病の第一次予防、第二次予防、第三次予防について

生活習慣病_第一次予防・第二次予防・第三次予防
1951(昭和26)年に脳血管疾患が結核に皮って死亡原因の第1位を占めるようになりました。
1958(昭和33)年には脳血管疾患、がん、心疾患といった生活習慣病が死因の上位を占めるようになってきています。

 
現在では、がん、心疾患、脳血管疾患を合わせると死亡原因の約6割を占めています。

 
病気の予防対策としては次の対策があります。

  • 第一次予防
  • 第二次予防
  • 第三次予防

 

 

 

第一次予防とは

第一次予防は、個々人が自らの食生活や運動などの生活習慣を見直して、健康増進に努めることが基本となる予防対策です。
肥満傾向にある人が自主的に運動をして体脂肪率を下げたり、食生活を見直したりする事もこの第一次予防に含まれます。

 
自主的に健康に気遣う事が根本となっています。

 

 

 

第二次予防とは

 
第二次予防とは、健康診査等による早期発見・早期治療を行い、生活習慣病等を予防する事です。
健康診断等を受けたことがある人はメタボや血圧が高め等と言われ、医師から指導を受けたことがある人もいるのではないでしょうか。

 
このように健康の診査を受けた結果を持って、生活習慣病や疾病に対して予防を進めていくことを第二次予防と言われます。

 

 

 

第三次予防とは

第三次予防とは、疾病が発症した後、必要な治療を受け、機能の維持・回復を図る事です。
実際に生活習慣病の一つである高血圧症などと診断を受けた人は降圧剤を服薬するなどして治療を進める事で、高血圧症によって引き起こされる様々な疾病を予防する事に繋がります。

 
例えば高血圧症の例でいうならば、血圧が高い事で脳の血管が破損してしまう、脳血管性疾患等を予防する事に繋がります。

 

 

 

 

生活習慣病の考え方はいつから出てきたのか?

考える (4)
 
生活習慣病は、一昔前までは成人病と言われていました。

 
国民に食生活や運動習慣、禁煙などの生活習慣の重要性などを啓発して、健康に対する意識を高め、障害を通して健康増進のために個々人の努力を社会全体で支援していく体制を作るため、従来の成人病という考え方に対し、生活習慣病という概念が199年代に生まれました。

 

 

 

 

生活習慣病の予防について

生活習慣病の予防 について
 
生活習慣病の多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、それが原因となって引き起こされるものとされています。
これは、個人が日常生活の中での適度な運動や、バランスのとれた食生活、禁煙を実践する事によって予防する事が出来るものが大半で、厚生労働省が様々なガイドやマニュアルを作成しています。

 

 

 

身体活動・運動についてのガイド

 
身体活動・運動については、現在の身体活動量や体力の評価と、それを踏まえた目標設定の方法を具体的に示した健康づくりのための身体活動指針2013(アクティブガイド)が作成されています。
具体的には、「「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について」で概要やガイド等の資料を展開しています。

 

 

 

食生活についてのガイド

食事については望ましい食生活についてのメッセージを示した食生活指針を具体的な行動に結び付けるものとして、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかの目安をわかり易くイラストで示した食事バランスガイドが作成されています。
具体的には、「「食事バランスガイド」について」で紹介されています。

 

 

 

禁煙についてのマニュアル

 
禁煙対策については、禁煙を希望する人々に対し、より効果的な禁煙支援が行えるよう、禁煙と健康に関する健康教育を行う為に必要な基礎知識や、実施方法、留意事項などを解説した禁煙支援マニュアル(第二版)が作成されています。
具体的には「禁煙支援マニュアル(第二版)」で紹介されています。

 

 

 

メタボリックシンドロームへの対策について

 
2008(平成20)年4月から、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)などの該当者・予備軍に対する保健指導を徹底する為、医療保険者において40歳以上の被保険者・被扶養者を対象とする、内臓脂肪型肥満に着目した健診および保健指導(特定健診・特定保健指導)の事業実施が義務づけられました。

 

 

 

 

まとめ

指
この記事のまとめです。

  • 1951(昭和26)年に脳血管疾患が結核に皮って死亡原因の第1位を占めるようになりました。
  • 1958(昭和33)年には脳血管疾患、がん、心疾患といった生活習慣病が死因の上位を占めるようになってきています。
  • 現在では、がん、心疾患、脳血管疾患を合わせると死亡原因の約6割を占めています。
  • 第一次予防は、個々人が自らの食生活や運動などの生活習慣を見直して、健康増進に努めることが基本となる予防対策です。
  • 第二次予防とは、健康診査等による早期発見・早期治療を行い、生活習慣病等を予防する事です。
  • 第三次予防とは、疾病が発症した後、必要な治療を受け、機能の維持・回復を図る事です。
  • 生活習慣病は、一昔前までは成人病と言われていました。
  • 従来の成人病という考え方に対し、生活習慣病という概念が199年代に生まれました。
  • 個人が日常生活の中での適度な運動や、バランスのとれた食生活、禁煙を実践する事によって予防する事が出来るものが大半で、厚生労働省が様々なガイドやマニュアルを作成しています。

 
生活習慣は様々な病気の原因となっていて、良くない生活が続くとその影響を大なり小なり体は受け続ける事になります。
生活習慣を見直す事で、病気のみならずイキイキとした生活を手に入れたとおっしゃっている人も中にはいる事から良い生活というのは日々の心身の健康にも密接にかかわっているようですね。

 
皆様もこれを機に今一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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