介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

医療保険とは

      2015/11/07


社会保障は私たちの生活で不測の事態が起きたとしても安心して生活が送れる事を保障した仕組みです。
社会保障の中には医療保険制度があり、疾病などで治療が必要になった場合などに費用的な負担を保障する為の仕組みとして働いています。

日本では医療保険制度がある事によって医療保険という保険が提供されています。

 
では、医療保険とはいったいなんなのでしょうか。
医療保険には具体的にどんな物があるのでしょうか。

医療保険とはなんなのかという事を簡単でわかりやすいようまとめましたのでチェックしていってください。

 

 
医療保険とは
 

 

医療保険とは

医療保険とは
医療保険とは、疾病などで治療が必要になった場合の医療費を保障するためにあらかじめ保健料を拠出しておく事で、実際に医療費が必要になった場合に一定部分を保険から給付する仕組みの事です。

 
医療保険は社会や、組織のなかでみんなでお互いに助け合うという相互扶助の精神によって成り立っています。

 

 

 

 

医療保険の加入について

医療保険の加入について
医療保険の加入については原則、すべての人が何かしらのかたちで医療保険に加入しています。
この、すべての人が何かしらのかたちで医療保険に加入しなければならない事を国民皆保険(こくみんかいほけん)といいます。

 
医療保険は大きく次の保険に分ける事が出来、だれでも次のどこかの医療保険に加入しています。
各医療保険への加入は年齢や働き方、働き先である企業などによって異なります。

 

 

 

 

医療保険の種類

医療保険の種類
医療保険の種類は、働き方、働き先の事業の種類、年齢などによって細かく分類されています。
医療保険の種類を大きく分けると次の通りとなります。

  • 被用者保険(職域保険)
  • 国民健康保険(地域保健)
  • 後期高齢者医療制度

 

 

 

被用者保険(職域保険)

医療保険制度の被用者保険とは 簡単でわかりやすい解説を!
医療保険制度の被用者保険とは国民健康保険と国民年金を除いた保険の総称で、被用者を対象とする保険のことです。
被用者保険は公的医療保険制度でいうところの職域保険に分類されます。

 
被用者保険として該当する保険には次のような保険があります。

  • 健康保険(一般被用者保険)
  • 特定被用者保険

 
健康保険とは病気やけが、またはそれによる休業、出産や死亡といった事態に備える公的な医療保険制度です。
健康保険は職域保険・一般被用者保険とも呼ばれます。

 
特定被用者保険とは公務員、船員、私立学校の教職員を対象にした医療保険のことです。
特定被用者保険は、公的医療保険制度の職域保険の分類のうち、被用者保険の一つとして分類されます。

 
被用者保険(職域保険)とは何かを「医療保険制度の被用者保険とは 簡単でわかりやすい解説を!」で簡単でわかりやすいよう紹介していますのでチェックしていってください。

 

 

 

 

国民健康保険(地域保険)

国民健康保険とは
国民健康保険とは、国民健康保険の加入者が病気やケガ、出産、死亡した場合に、必要な医療費が保険料から支払われる制度です。
国民健康保険は日本の社会保障制度の一つです。

 
国民健康保険は「地域保険」と呼ばれる事もあります。

 
国民健康保険の加入は、日本に住所があって、他の健康保険に加入していない人が加入する事となっています。
日本に住んでいる人は、何かしらの保険に加入している必要があります。

 
国民健康保険は次に紹介する者が保険者となって運営しています。

  • 市町村(市町村国保を運営)
  • 国民健康保険組合

 
国民健康保険の保険者として、市町村は市町村国保を運営しています。
市町村国保では、国民健康保険運営協議会を設置しています。

 
国民健康保険組合とは国民健康保険を運営するために、同じ種類の事業・業務の労働従事者を組合員として組織される団体のことです。
国民健康保険組合は、略称として国保組合とも呼ばれます。

 
国民健康保険組合は職種別に設立され医師・弁護士・理美容師・土木建築業など職種ごと300人以上で構成される公法人です。

 
国民健康保険の主な給付の種類としては次のような給付があります。
内容としては健康保険と同様の内容となっていて大きな違いはありません。

  • 療養の給付
  • 入院時食事療養費
  • 入院時生活療養費
  • 傷病手当金
  • 出産育児一時金
  • 出産手当金
  • 高額療養費

 

国民健康保険に加入している人が負担する自己負担については健康保険を始めとする「被用者保険」も「国民健康保険」も同様で、次のような負担割合となっています。

  • 0~6歳(小学入学前)の乳幼児:2割
  • 6~69歳:3割
  • 70~74歳:2割

 
国民健康保険とは何かという事を「国民健康保険とは 医療保険制度を簡単でわかりやすく」で簡単でわかりやすいよう、詳しくまとめているのでチェックしていってください。

 

 

 

 

後期高齢者医療制度

後期高齢者医療制度とは 高齢者の医療保険
後期高齢者医療制度とは、寝たきりなどの障害を抱えた高齢者、75歳以上となった高齢者が加入する事となる医療制度のことです。

 
後期高齢者医療制度の保険者は「後期高齢者医療広域連合」と呼ばれる組織です。
後期高齢者医療広域連合は、都道府県が加入し、すべての市町村が加入する事となっています。

 
後期高齢者医療制度の加入については次の要件に該当する人となります。

  • 75歳以上の方(75歳の誕生日当日から資格取得)
  • 65歳以上74歳以下の方で、寝たきり等一定の障害があると認定された方

後期高齢者医療制度に加入する際、すでに加入している国民健康保険からは脱退し、後期高齢者医療制度の被保険者となります。
後期高齢者医療制度に加入すると一人に一枚、後期高齢者医療被保険者証が交付されます。

 
後期高齢者医療制度の保険料は都道府県ごとに異なっています。
ただし、国民健康保険が市町村ごとに異なっている点に対し、同じ県内であれば保険料率は変わりません。

 
後期高齢者医療制度の被保険者が病気やケガなどを理由に医療機関にかかった時の医療費の負担は基本的に1割となっています。
ただし、後期高齢者となっても現役労働者並みの所得を持つ人は3割負担となっています。

 
後期高齢者医療制度の特徴としては、後期高齢者自身が被保険者として保険料負担を行う必要にある立場となっている点です。

 
後期高齢者医療制度の財源は後期高齢者、国・都道府県・市町村の税金、各医療保険制度を通じた労働者からの負担によって支えられています。

 
後期高齢者医療制度とは何かという事を「後期高齢者医療制度とは 高齢者の医療保険」で簡単でわかりやすいよう紹介していますのでチェックしていってください。

 

 

 

 

医療保険の特徴

医療保険の特徴
日本の医療保険の特徴としては、医療保険へ誰もが必ず加入しなければならない事と、年齢や働きかた、働き先の企業によって加入する医療保険が異なってくることです。

 
また、各医療保険毎に医療保険を運営する保険者も異なります。

 
ほとんどの保険が、被保険者となっている人の扶養者も同時に加入した医療保険の被保険者となれるようになっています。

 
医療保険は国民皆保険の考えのもと、日本に住む人は何かしらの医療保険の被保険者となるため、医療保険の被保険者が養う子供や配偶者(妻や夫)といった人も同時に医療保険に加入する事が可能です。

 

 

 

 

医療保険の発足について

医療保険の発足について
日本では1922(大正11)年の「健康保険法」の制定から始まり、1938(昭和13)年の国民健康保険法を経て、日本の国民が何らかの医療保険制度に加入する考え方が発足しました。

 
1961(昭和36)年には「国民皆保険体制」が確立され、今の日本の制度を作り上げました。

 

 

 

 

医療保険とは まとめ

医療保険とは まとめ
医療保険とは、疾病などで治療が必要になった場合の医療費を保障するためにあらかじめ保健料を拠出しておく事で、実際に医療費が必要になった場合に一定部分を保険から給付する仕組みの事です。

 
医療保険の加入については原則、すべての人が何かしらのかたちで医療保険に加入しています。
この、すべての人が何かしらのかたちで医療保険に加入しなければならない事を国民皆保険(こくみんかいほけん)といいます。

 
医療保険の種類は、働き方、働き先の事業の種類、年齢などによって細かく分類されています。
医療保険の種類を大きく分けると次の通りとなります。

  • 被用者保険(職域保険)
  • 国民健康保険(地域保健)
  • 後期高齢者医療制度

 
医療保険制度の被用者保険とは国民健康保険と国民年金を除いた保険の総称で、被用者を対象とする保険のことです。
被用者保険は公的医療保険制度でいうところの職域保険に分類されます。

 
国民健康保険とは、国民健康保険の加入者が病気やケガ、出産、死亡した場合に、必要な医療費が保険料から支払われる制度です。
国民健康保険は日本の社会保障制度の一つです。

 
国民健康保険は「地域保険」と呼ばれる事もあります。

 
後期高齢者医療制度とは、寝たきりなどの障害を抱えた高齢者、75歳以上となった高齢者が加入する事となる医療制度のことです。

 
日本の医療保険の特徴としては、医療保険へ誰もが必ず加入しなければならない事と、年齢や働きかた、働き先の企業によって加入する医療保険が異なってくることです。

 
また、各医療保険毎に医療保険を運営する保険者も異なります。

 
日本では1922(大正11)年の「健康保険法」の制定から始まり、1938(昭和13)年の国民健康保険法を経て、日本の国民が何らかの医療保険制度に加入する考え方が発足しました。

 
1961(昭和36)年には「国民皆保険体制」が確立され、今の日本の制度を作り上げました。

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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