介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

介護保険料とは

      2015/11/07


日本の高齢化社会において、テレビやニュースでよく話されている介護保険料。
介護保険料について、テレビで見ていればなんとなくわかるような気がして、具体的にはイメージがつかめないなんて事はないでしょうか。

 
また、介護保険料とはいったいなんなの?と今更人に聞けない人も居るでしょう。

 
具体的に介護保険料とはいったいなんなのでしょうか。
介護保険料はどんな方法で徴収されているのでしょうか。

 
介護保険料とはなんなのかという事を簡単でわかりやすいようまとめましたのでチェックしていって下さい。
 

 
介護保険料とは
 

 

介護保険料とは

介護保険料とは
介護保険料とは、介護保険に加入した人が、保険者に対して支払う保険料金のことです。

 
介護保険の被保険者となった人には、介護保険料を支払う義務があり、介護保険料が正しく徴収されず、滞納などがあった場合は、いざ介護保険を利用したい場合に、介護保険が利用できない事態となってしまう事もあるため、注意しましょう。

 
介護保険料は、介護保険の給付を受ける際に、給付に必要な費用の一部を占めています。

 

 

 

 

介護保険料の徴収額について

介護保険料の徴収額について
介護保険料の徴収額は加入している医療保険と合わせて徴収されます。
徴収される保険料の金額はその人の加入している保険の種類、住んでいる地域、収入額等により決められます。

 

 

 

 

介護保険料の徴収方法

介護保険料の徴収方法
介護保険料の徴収方法は、年齢や介護保険の被保険者の状態、年収などによって異なってきます。
大きく分けると介護保険料の徴収方法には次の二つがあります。

  • 特別徴収
  • 普通徴収

 

 

 

特別徴収

特別徴収
介護保険料の特別徴収とは給与や年金などの収入から、天引きされて介護保険料が徴収される方法です。
介護保険料で特別徴収が選ばれる人は次の通りです。

  • 40歳~65歳までの人
  • 65歳以上で老齢、退職年金や障害年金や遺族年金を1年間に18万円以上もらっている人

 
40~65歳までの人の介護保険料の徴収方法は、医療保険の保険料と合わせて徴収される事になるため、健康保険や国民健康保険の支払いと同時に徴収される事となります。

 
会社等の健康保険に加入している人は健康保険料と同様に給料やボーナスから徴収されます。

 
国民健康保険に加入している人はその家の世帯主から世帯全員の分を国民健康保険料と一緒に徴収されます。
なお、その際に被扶養保険者の介護保険料が別途徴収されることはありません。

 
65歳以上で老齢、退職年金や障害年金や遺族年金を1年間に18万円以上もらっている人は年金からの天引きにより介護保険料を徴収される事になります。

 

 

 

普通徴収

普通徴収
介護保険料の普通徴収とは、納付書か口座振替によって介護保険料を徴収する方法です。
介護保険料で普通徴収が選ばれる人は、特別徴収に該当しない人で、主に次の条件に該当する人です。

  • 年度の途中で65歳になった人
  • 65歳以上で老齢、退職年金や障害年金や遺族年金を1年間に18万円以下の人

 
年度の途中で65歳になった人については特別徴収が開始される月までは普通徴収される事となります。

 
65歳以上で老齢、退職年金や障害年金を1年間に18万円の人は、基本的に普通徴収が継続される事となりますが、何かしらの事由で年金額が18万円を超えるような場合は、特別徴収が行われる事となります。
 

 

 

 

介護保険料が給付費用に占める割合

介護保険料が給付費用に占める割合
介護保険料は介護保険の給付の受ける際の費用の一定の割合を閉めています。

 
介護保険料が給付費用に占める割合は、利用者の自己負担額を考慮した場合は45%、利用者の自己負担額を考慮しない保険給付だけで考えた場合は50%となります。

 
介護保険料が給付費用に占める割合の内、更に内訳を見てみると、第一号被保険者・第二号被保険者から徴収した保険料であるとみる事が出来ます。
第一号被保険者・第二号被保険者の保険料が介護給付の給付費用に対する割合は次の通りです。

 

  • 第一号被保険者の保険料:21%
  • 第二号被保険者の保険料:29%

 
第一号被保険者・第二号被保険者の保険料の給付費用に占める割合は、人口比によって3年ごとに見直しが行われる事が介護保険制度によって決まっています。

 
介護保険の給付における介護保険料の予算が不足した場合は次のような方策によって給付費用を賄うよう介護保険制度の方策が定められています。

  • 第二号被保険者に該当する保険料分を清算交付する
  • 第一号被保険者保険料部分を財政安定化基金から貸与を受ける
  • 保険料の未納で不足費用の交付(費用の1/2の交付を受ける)を財政安定化基金から受ける

 

 
介護保険料が給付費用に占める割合については「介護保険料が給付費用に占める割合」で簡単にわかりやすいよう紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

 

介護保険料とは何かを知る上で知っておきたい知識

介護保険料とは何かを知る上で知っておきたい知識
介護保険料とは何かを知る上で知っておくと、理解がスムーズになる知識について紹介します。
この記事は専門的な内容を紹介しているので、これから紹介する知識を知っておくと、わかりやすくなり理解がスムーズになります。

 
分かり辛い用語や、言葉があった場合は参考にしてください。

 

 

 

介護保険とは

介護保険とは
介護保険とは、介護保険制度と中心として、具体的に介護に関わるサービスを展開する上で中心となる保険です。

 
介護保険は年齢や医療保険の加入状況などを加味して強制的に加入される保険となります。

 
介護保険制度に置ける被保険者は40歳を超えた日本に住むすべての人です。

 
介護保険制度における被保険者を更に詳しく見てみると次のような区分けがされています。

  • 第一号被保険者:65歳以上で市町村の区域内に住所がある者
  • 第二号被保険者:40歳以上65歳未満で市町村の区域内に住所があり、医療保険に加入している者

 
介護保険の加入については、医療保険に加入している事が条件の一つとなるため、基本的に多くの人が40歳になったことを契機に介護保険に加入する事となります。

 
医療保険は国民健康保険や任意保険など、何かしらの医療保険に加入する事が国民として義務付けられているからです。

 
しかし、生活保護の受給者の一部は医療保険に加入しない例外的な措置が取られます。

 
介護保険が適用除外されるケースとしては一部の施設や医療機関に入所・入院中の場合は「介護保険の被保険者とならない」措置が取られます。
基本的に介護保険は強制加入となる保険ですが、特別な理由がある場合はこの限りではありません。

 
施設入所の際に、自分の住む市町村を超えて施設入所をする事もあるでしょう。
施設入所の際、他の市町村に住所が変わる場合については、住所地特例が働き、今まで加入していた市町村の介護保険を利用する事が出来ます。

 
入所先として、住所地特例が認められる場合として、次の施設に入所する際は住所地特例が認められます。

  • 介護保険施設
  • 特定施設
  • 養護老人ホーム

 
介護保険に加入した場合は、加入者としての義務が生じる事になります。
介護保険の被保険者となった場合は次の義務に従う必要があります。

 

  • 保険者の定める保険料を納付する義務
  • 住所変更などの手続きを適切に行う義務

 
介護保険料を納め忘れている場合、介護保険のサービスを利用する事が出来ません。
介護保険サービスを利用するには、納め忘れた介護保険料をさかのぼって納付する事により介護保険サービスを利用する事が出来ます。

 
介護保険の保険給付は大きく介護給付予防給付に分かれます。

 
介護保険を申請した際に行われる要介護認定調査によって要介護と認定された場合は介護給付が、要支援と認定された場合は予防給付が給付される事になります。

 
介護保険のもととなった制度は介護保険制度です。

 
介護保険制度とは介護を必要とする人を社会全体で支える目的でつくられた制度です。
介護保険制度が持つ理念としては介護を必要とする状態となってもできる限り自立した日常生活を営み、人間としての尊厳を全うできるようにする事です。

 
介護保険とは何かという事を「介護保険とは」で簡単でわかりやすいよう紹介していますのでチェックしていってください。

 

 

 

介護保険の第一号被保険者とは

介護保険の第一号被保険者とは
介護保険の第一号被保険者とは、市町村の区域内に住所があり65歳以上の人が介護保険の被保険者として与えられる区分です。

 
介護保険には保険者・被保険者という言葉がよく出てきます。
保険者・被保険者とは何かという事について言葉の意味を理解して介護保険の理解が出来るとより保険の利用を賢く出来ます。

 
保険者とは保険を提供する立場にある人や団体、組織などの事を指します。

 
被保険者とは保険を利用する立場にある人や組織などの事を指します。
保険者の提供する保険に加入した人は保険サービスを利用する事が出来る被保険者となります。

 
介護保険の第一号被保険者について理解するには介護保険の概要を知っておくと理解しやすいでしょう。

 
介護保険とは、介護保険制度と中心として、具体的に介護に関わるサービスを展開する上で中心となる保険です。

 
介護保険は年齢や医療保険の加入状況などを加味して強制的に加入される保険となります。

 
介護保険の第一号被保険者とは何かという事を「介護保険の第一号被保険者とは」で簡単でわかりやすいよう紹介していますのでチェックしていってください。

 

 

 

 

介護保険料とは まとめ

介護保険料とは まとめ
介護保険料とは、介護保険に加入した人が、保険者に対して支払う保険料金のことです。

 
介護保険料の徴収額は加入している医療保険と合わせて徴収されます。
徴収される保険料の金額はその人の加入している保険の種類、住んでいる地域、収入額等により決められます。

 
介護保険料の徴収方法は、年齢や介護保険の被保険者の状態、年収などによって異なってきます。
大きく分けると介護保険料の徴収方法には次の二つがあります。

  • 特別徴収
  • 普通徴収

 
介護保険料の特別徴収とは給与や年金などの収入から、天引きされて介護保険料が徴収される方法です。
介護保険料で特別徴収が選ばれる人は次の通りです。

  • 40歳~65歳までの人
  • 65歳以上で老齢、退職年金や障害年金や遺族年金を1年間に18万円以上もらっている人

 
介護保険料の普通徴収とは、納付書か口座振替によって介護保険料を徴収する方法です。
介護保険料で普通徴収が選ばれる人は、特別徴収に該当しない人で、主に次の条件に該当する人です。

  • 年度の途中で65歳になった人
  • 65歳以上で老齢、退職年金や障害年金や遺族年金を1年間に18万円以下の人

 
介護保険料は介護保険の給付の受ける際の費用の一定の割合を閉めています。

 
介護保険料が給付費用に占める割合は、利用者の自己負担額を考慮した場合は45%、利用者の自己負担額を考慮しない保険給付だけで考えた場合は50%となります。

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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