介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

介護給付の地域密着型サービスとは

      2017/04/13


介護保険の申請をし、要介護認定が下りると、実際に利用する介護サービスを選ぶ必要があります。

 
介護サービスを選ぶ上では、要介護認定によって認定された、要介護・要支援の区分の中から自分に合ったサービスを利用する、あるいはケアマネジャーに選んでもらう必要があります。

 
介護保険での給付の一つに介護給付があり、介護給付は要介護認定で「要介護」と認定された人に対して行われる給付です。
介護給付で受ける事が出来るサービスの一つに地域密着型サービスがあります。

 
介護給付で受ける事が出来る地域密着型サービスとはいったいなんなのでしょうか。
地域密着型サービスでは具体的にどんなサービスを受ける事が出来るのでしょう。

 
介護給付の地域密着型サービスについてまとめましたのでチェックしていってください。

 

 
介護給付の地域密着型サービスとは

 

介護給付の地域密着型サービスとは

介護給付の地域密着型サービスとは
介護保険の介護給付における地域密着型サービスは、利用者の住んでいる地域(市区町村)において、より地域に根差した生活を継続できるよう作られたサービスです。
地域密着型サービスは施設などの規模が小さく、より利用者の要望にきめ細かくこたえる事が出来るサービスとして提供されています。

 
介護給付における地域密着型サービスとして、次のようなサービスを提供しています。

  • 定期巡回・随時対応型訪問型介護看護
  • 夜間対応型訪問介護
  • 認知症対応型通所介護
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護
  • 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
  • 複合型サービス

 

 

 

 

地域密着型サービスの定期巡回・随時対応型訪問型介護看護

地域密着型サービスの定期巡回・随時対応型訪問型介護看護
地域密着型サービスの定期巡回・随時対応型訪問型介護とは利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、定期的な巡回や随時通報への対応など、利用者の心身の状況に応じて、24時間365日必要なサービスを必要なタイミングで柔軟に提供するサービスです。

 
また、サービスの提供にあたっては、訪問介護員だけでなく看護師なども連携しているため、介護と看護の一体的なサービス提供を受けることもできます。

 
定期巡回・随時対応型訪問型介護看護は訪問サービスの一つであり、ポイントをまとめると次のような特徴を持ったサービスです。

  1. 夜間・昼間を通じて24時間対応
  2. 介護と看護の両方のサービスを提供
  3. あらかじめ決められた定期的な訪問以外でも利用者からの通報により随時訪問も可能

 

 

 

地域密着型サービスの夜間対応型訪問介護

地域密着型サービスの夜間対応型訪問介護
地域密着型サービスの夜間対応型訪問介護とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を、24時間安心して送ることができるよう、夜間帯に訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問します。「定期巡回」と「随時対応」の2種類のサービスがあります。

定期巡回では夜間帯(18~8時)に定期的な訪問を受け、排泄の介助や安否確認などのサービスを受けることができます。

随時対応ではベッドから転落して自力で起き上がれない時や夜間に急に体調が悪くなった時などに、訪問介護員(ホームヘルパー)を呼んで介助を受けたり、救急車の手配などのサービスを受けることができます。

サービス提供の時間帯は最低限22時から6時を含むことが必要であり、これに合わせて日中のサービス提供を行う事が出来ます。

 

 

 

地域密着型サービスの認知症対応型通所介護

地域密着型サービスの認知症対応型通所介護
地域密着型サービスの認知症対応型通所介護は認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。

 
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が通所介護の施設(デイサービスセンターやグループホームなど)に通います。

 
また、施設では、食事や入浴などの日常生活上の支援や、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで提供することにより、自宅にこもりきりの利用者の社会的孤立感の解消や心身機能の維持回復だけでなく、家族の介護の負担軽減などを目的として実施されるサービスです。

 
施設は利用者の自宅から施設までの送迎も行います。

 
認知症高齢者の特性に配慮し、1日の利用定員を少人数に限定して運営を行うサービスとなっています。

 

 

 

地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護

地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護
地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。

 
利用の実人数(登録者)を25人以内に限定し、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで訪問・通所・泊まり(短期入所)の三つのサービスを利用者に合わせて適宜組み合わせ、在宅生活の支援を行うサービスとなっています。

 

 

 

地域密着型サービスの認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)

地域密着型サービスの認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
地域密着型サービスの認知症対応型共同生活介護は、認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。

 
利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が、グループホームに入所し、家庭的な環境と地域住民との交流の下で、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを受けます。

 
認知症高齢者の為の共同生活住居において、必要な介護サービスを提供する物です。
定員は5人以上9人以下を1単位をして、2単位までとし、地域住民との交流を図る事が出来るよう、住宅地に設置される事が基本とされています。

 

 

 

地域密着型サービスの地域密着型特定施設入居者生活介護

地域密着型サービスの地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型サービスの地域密着型特定施設入居者生活介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、指定を受けた入居定員30人未満の有料老人ホームや軽費老人ホームなどが、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などを提供します。

 
特定施設入居者生活介護の事業者のうち、定員が29人以下のサービスです。

 

 

 

地域密着型サービスの地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護

地域密着型サービスの地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
地域密着型サービスの地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、入所定員30人未満の介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が、常に介護が必要な方の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上の世話などを提供します。

 
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は、明るく家庭的な雰囲気があり、地域や家族との結びつきを重視した運営を行うこととされています。

 

 

 

地域密着型サービスの複合型サービス

地域密着型サービスの複合型サービス
地域密着型サービスの複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問(介護)」に加えて、看護師などによる「訪問(看護)」も組み合わせることで、家庭的な環境と地域住民との交流の下で、介護と看護の一体的なサービスの提供を受けることができます。

 
小規模多機能型居宅介護などに訪問看護の事業を一体化させ、利用者に看護などのサービスを提供可能とする事で医療的な問題にも一定程度対応できるようにするサービスです。

 

 

 

 

介護給付の地域密着型サービスとは まとめ

介護給付の地域密着型サービスとは まとめ
介護保険の介護給付における地域密着型サービスは、利用者の住んでいる地域(市区町村)において、より地域に根差した生活を継続できるよう作られたサービスです。
地域密着型サービスは施設などの規模が小さく、より利用者の要望にきめ細かくこたえる事が出来るサービスとして提供されています。

 
介護給付における地域密着型サービスとして、次のようなサービスを提供しています。

  • 定期巡回・随時対応型訪問型介護看護
  • 夜間対応型訪問介護
  • 認知症対応型通所介護
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護
  • 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
  • 複合型サービス

 
地域密着型サービスの定期巡回・随時対応型訪問型介護とは利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、定期的な巡回や随時通報への対応など、利用者の心身の状況に応じて、24時間365日必要なサービスを必要なタイミングで柔軟に提供するサービスです。

 
地域密着型サービスの夜間対応型訪問介護とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を、24時間安心して送ることができるよう、夜間帯に訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問します。「定期巡回」と「随時対応」の2種類のサービスがあります。

 
地域密着型サービスの認知症対応型通所介護は認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。
利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が通所介護の施設(デイサービスセンターやグループホームなど)に通います。

 
地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。

 
地域密着型サービスの認知症対応型共同生活介護は、認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。

 
利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が、グループホームに入所し、家庭的な環境と地域住民との交流の下で、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを受けます。

 

地域密着型サービスの地域密着型特定施設入居者生活介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、指定を受けた入居定員30人未満の有料老人ホームや軽費老人ホームなどが、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などを提供します。

 
地域密着型サービスの地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、入所定員30人未満の介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が、常に介護が必要な方の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上の世話などを提供します。

 
地域密着型サービスの複合型サービス(看護小規模多機能型居宅介護)は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問(介護)」に加えて、看護師などによる「訪問(看護)」も組み合わせることで、家庭的な環境と地域住民との交流の下で、介護と看護の一体的なサービスの提供を受けることができます。

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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