介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

介護福祉士になるためには 資格取得ルートや受験資格など

      2015/11/07


介護の仕事について調べてみると介護福祉士という言葉をよく聞いたり見たりすることがあると思います。

 
介護の仕事をしようと考えている人は介護福祉士を、まずは目指す!と思っている人は少なくないと思います。
介護の仕事をこれからしようと考えている人も、介護福祉士について知っておく事は介護の仕事を今後しようと思った時の目標となるでしょう。

 
介護の仕事で目標の一つとなる介護福祉士とは何なのでしょうか?
また、介護福祉士になるにはどうしたらいいのでしょうか?

 
介護福祉士になるためのルートや条件などを紹介しているので自分に合ったものをチェックしてくださいね。

 

 
介護福祉士になるには 資格取得ルートや受験資格など

 

 

介護福祉士とは

介護福祉士とは

 
介護福祉士になるには、そもそも介護福祉士とはどのようなものなのかを知りましょう。
介護福祉士とは、社会福祉士や精神保健福祉士と並ぶ、福祉の業界内で言う福祉系三大国家資格の一つです。

 
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」と呼ばれる法律で位置づけられた社会福祉業務を仕事にする人の国家資格なのです。

 
介護福祉士は、他にもケアワーカーと呼ばれたりします。
つまり、介護福祉士は福祉の業界で使える国家資格なのです。

 
特に介護の仕事などで介護福祉士を目指す人は多く、介護職員として働く上で一番最初に目指す大きな目標とも言えます。

 

 

 

 

介護福祉士になるには 介護福祉士の資格取得ルート

介護福祉士になるには 介護福祉士の資格取得ルート
平成27年現在 介護福祉士の国家資格を取得するには大きく分けて3つのルートがあります。
介護福祉士の国家資格を取得する事が出来るルートは次に紹介する通りです。

  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 養成施設ルート

 
介護福祉士の国家資格を取得するには自分の生活のスタイルや、これから介護の仕事を目指すうえで学生なのかどうかなどが、ルートを選ぶ上で考えるポイントと言えます。

 
介護福祉士の国家資格を取得するルートについてそれぞれ見ていきましょう。

 

 

 

介護福祉士の資格取得ルート 実務経験ルート

介護福祉士の資格取得ルート 実務経験ルート
実務経験ルートは既に介護職員として施設で働いている人が主に利用するルートです。

 
実務経験ルートの場合の資格取得条件は次の通りです。

 

  • 介護職員としての実務経験が3年以上
  • 介護実務者研修を修了している事※平成28年の介護福祉士試験より

実務経験ルートについては介護職員としての実務経験が3年以上ある事に加え、平成28年以降の介護福祉士の国家試験では「介護福祉士実務者研修」を修了している事が条件となります。

 
今までの介護福祉士の受験資格では実務経験が3年以上あれば受験できたのですが、社会福祉士及び介護福祉士法の改正にともなって実務者研修の修了が受験資格としてくわえられることとなります。

 
今まで実務経験だけで受験出来たのに対し、介護福祉士実務者研修は約6か月の研修を受けて修了となるため、少々敷居が高くなった感じがあります。

 
ただし、介護福祉士実務者研修を修了していると、介護福祉士の国家試験の際の実技試験が免除されるといったメリットもあります。

 
介護福祉士の国家資格で、実技試験で多くの方が落ちる事を考えると、受験資格の敷居は高くなったものの、介護福祉士の国家試験そのものの難易度は低くなったととらえられるかもしれません。

 
既に別の業界で仕事をしていて、介護に転職をしようと考えている人は介護福祉士実務者研修(約半年間の研修)を終えてから介護の仕事を探すのがお勧めです。

 
介護実務者研修も立派な資格として利用する事が出来るのでお仕事の幅が広がると同時に、介護福祉士の受験資格を一つクリアできます。

 

 

 

介護福祉士の資格取得ルート 福祉系高校ルート

介護福祉士の資格取得ルート 福祉系高校ルート
介護福祉士の資格取得を目指す上では福祉系高校のルートがあります。

 
福祉系高校というのは厚生労働大臣及び文部科学大臣が指定した高校で、介護福祉士の養成を主に行う高校です。
福祉系高校には「福祉系高等学校」「特例高等学校」の二つの高校に分類されます。

 
更に介護福祉士の資格取得を目指す上では平成何年度の入校かなども受験資格に影響しますが、「平成20年以前」か「平成21年以降」かという判断基準なので、これから介護福祉士を目指して福祉系高校に入学する人は必然的に平成21年度以降の入学となるので平成21年以降の入学者を対象に解説します。

 
福祉系高校の内、特例高等学校に入学する方は、特例高等学校の修了に加え、実務経験が9ヵ月以上あるという事が受験資格になります。

 
特例高等学校に入学した方は、介護福祉士の試験は「筆記試験」と「実技試験」を受験する事になりますが、「介護技術講習」を受験までに取得する事と実技試験が免除されます。

 
福祉系高等学校に入学する方は、福祉系高等学校の修了によって、介護福祉士の受験資格をクリアします。

 
平成21年以降の福祉系高校の入学者は必然的に、新カリキュラムの教育を受ける事になるため、介護福祉士の試験は「筆記試験のみ」となり、実技試験は免除されます。

 
介護福祉士をめざし、これから福祉系高校に通おうと考えている人は「福祉系高等学校」「特例高等学校」のどちらに入学するかで介護福祉士の受験資格が変わってきますので注意が必要です。

 

 

 

 

介護福祉士の資格取得ルート 養成施設ルート

介護福祉士の資格取得ルート 養成施設ルート
介護福祉士の資格取得ルートの一つに介護福祉士の養成施設を修了する事で介護福祉士の資格を取得する事が出来るルートがあります。

 
養成施設ルートでは介護福祉士の国家試験は行われず、修了と同時に介護福祉士の国家資格が交付される事になります。

 
介護福祉士の養成施設資格取得ルートには大きく分けて4つのパターンがあるため、しっかりポイントを押さえておきましょう。

 
介護福祉士の養成施設資格取得ルートのパターンは次の通りです。

  • 高校卒業後もしくは大学卒業後のパターン
  • 福祉系大学卒業後のパターン
  • 社会福祉士養成施設卒業後のパターン
  • 保育士養成施設卒業後のパターン

 
高校を卒業したばかりの人ならば、どの大学に進学するのか?もしくは養成施設に進学するのか?という事が介護福祉士を資格を取得する上では重要となります。

 
大学を卒業した人ならば、福祉系大学を卒業したのか?という事がポイントとなるでしょう。

 
また、社会福祉士や保育士養成施設を卒業した方は、次にどのようにすれば介護福祉士を養成施設ルートで取得できるのか?という事を押さえておきましょう。

 

 

養成施設ルート 高校卒業後もしくは大学卒業後のパターン

養成施設ルート 高校卒業後もしくは大学卒業後のパターン
介護福祉士の資格を取得するのに養成施設ルートで取得することを目指した場合の、福祉系系以外の高校を卒業した方や、福祉系大学以外を卒業した方が対象になります。

 
福祉系以外の高校を卒業した方や福祉系大学以外を卒業した方が養成施設ルートで介護福祉士を取得しようとした場合、「介護福祉士養成施設」を修了する事で介護福祉士の資格を取得する事が出来ます。

 
介護福祉士養成施設は2年間のカリキュラムによって介護福祉士を目指す人を介護福祉士として教育します。

 
介護福祉士養成施設で教育を受ける場合の費用は平均的に見て35~40万円程が相場の様ですね。

 
高校卒業後もしくは大学卒業後、福祉系の教育を受けて居ない人は介護福祉士養成施設を検討してみてはどうでしょうか。

 

 

養成施設ルート 福祉系大学卒業後のパターン

養成施設ルート 福祉系大学卒業後のパターン
介護福祉士の資格を取得するのに養成施設ルートで取得することを目指した場合の、福祉系大学を卒業した方が対象になります。

 
福祉系大学を卒業した方が養成施設ルートで介護福祉士を取得しようとした場合、「介護福祉士養成施設」を修了する事で介護福祉士の資格を取得する事が出来ます。

 
福祉系大学を卒業した方は、福祉系大学を卒業していない方と比べ、介護福祉士養成施設での教育課程が1年次のみで終了します。

 
福祉系大学ですでに介護福祉士の基礎的な知識や思考は持っているとの判断からでしょう。

 
介護福祉士養成施設で教育を受ける場合の費用は平均的に見て15~20万円程が相場の様です。

 

 

養成施設ルート 社会福祉士養成施設卒業後のパターン

養成施設ルート 社会福祉士養成施設卒業後のパターン
介護福祉士の資格を取得するのに養成施設ルートで取得することを目指した場合の、社会福祉士養成施設を卒業した方が対象になります。

 
社会福祉士養成施設を卒業した方が養成施設ルートで介護福祉士を取得しようとした場合、「介護福祉士養成施設」を修了する事で介護福祉士の資格を取得する事が出来ます。

 
福祉系大学を卒業した方と同じで、社会福祉士養成施設を卒業した人は介護福祉士養成施設での教育課程が1年次のみで終了します。

 
福祉系大学を卒業した人と同様に、社会福祉士の教育課程で介護福祉士の基礎的な知識や思考は持っているとの判断からでしょう。

 
介護福祉士養成施設で教育を受ける場合の費用は福祉系大学を卒業した人と同じで平均的に見て15~20万円程が相場の様です。

 

 

養成施設ルート 保育士養成施設卒業後のパターン

養成施設ルート 保育士養成施設卒業後のパターン
介護福祉士の資格を取得するのに養成施設ルートで取得することを目指した場合の、保育士養成施設を卒業した方が対象になります。

 
保育士養成施設を卒業した方が養成施設ルートで介護福祉士を取得しようとした場合、「介護福祉士養成施設」を修了する事で介護福祉士の資格を取得する事が出来ます。

 
福祉系大学、社会福祉士養成施設を卒業した人と同じように、保育士養成施設を卒業した人は介護福祉士養成施設での教育課程が1年次のみで終了します。

 
ただし、福祉系大学、社会福祉士養成施設を卒業した人と教育課程が異なっているようです。

 
ともあれ、保育士養成施設を卒業した人は福祉系大学を卒業した人と同様に、介護福祉士の基礎的な知識や思考は持っているとの判断されている事から1年次のカリキュラムで終了となります。

 
介護福祉士養成施設で教育を受ける場合の費用は福祉系大学・社会福祉士養成施設を卒業した人と同じで平均的に見て15~20万円程が相場の様です。

 

 

 

 

介護福祉士になるには 資格取得ルートや受験資格など まとめ

介護福祉士になるには 資格取得ルートや受験資格など まとめ
介護福祉士とは、社会福祉士や精神保健福祉士と並ぶ、福祉の業界内で言う福祉系三大国家資格の一つでした。

 
介護福祉士の国家資格を取得するには大きく分けて3つのルートがあり、次に紹介する通りです。

  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 養成施設ルート

 
実務経験ルートについては介護職員としての実務経験が3年以上ある事に加え、平成28年以降の介護福祉士の国家試験では「介護福祉士実務者研修」を修了している事が条件となります。

 
福祉系高校ルートで介護福祉士の資格取得を目指すには「福祉系高等学校」「特例高等学校」のどちらの高校に入学するかがポイントとなってきます。

 
福祉系高校の内、特例高等学校に入学する方は、特例高等学校の修了に加え、実務経験が9ヵ月以上あるという事が受験資格になります。
特例高等学校に入学した方は、介護福祉士の試験は「筆記試験」と「実技試験」を受験する事になりますが、「介護技術講習」を受験までに取得する事と実技試験が免除されます。

 
福祉系高等学校に入学する方は、福祉系高等学校の修了によって、介護福祉士の受験資格をクリアします。

 
平成21年以降の福祉系高校の入学者は必然的に、新カリキュラムの教育を受ける事になるため、介護福祉士の試験は「筆記試験のみ」となり、実技試験は免除されます。

 
介護福祉士の養成施設資格取得ルートには大きく分けて4つのパターンがあり、次のパターンとなります。

  • 高校卒業後もしくは大学卒業後のパターン
  • 福祉系大学卒業後のパターン
  • 社会福祉士養成施設卒業後のパターン
  • 保育士養成施設卒業後のパターン

どのパターンであっても介護福祉士養成施設を卒業後に利用する事で、介護福祉士の国家試験を受験しなくとも修了と同時に介護福祉士の資格を交付されます。

 
高校卒業後、もしくは大学卒業後のパターンは介護福祉士養成施設で2年間の教育課程を受ける事、福祉系大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設を
 
卒業した人は1年間の教育課程を受けるポイントを押さえておきましょう。

 
また、福祉系大学・社会福祉養成施設卒業を卒業した人と、保育士養成施設を卒業した人は教育課程が異なる事もポイントですね。

 
最近の法律の改正や、日本における介護の重要性から、介護福祉士の資格が世間的により重要度を増してきました。

 
これから介護福祉士の資格を取得するという方の資格取得の参考になればと思います。

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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