介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

【心のケア】傷ついた子供への言葉掛けや対応 ニートや引きこもりから子供を救う

   


子供が不登校になったり拒食症になったり、非行に走ったりといった事件が最近では多くなってきています。
それらの社会的な問題は、子供たちを取り巻く環境が厳しかったり環境が悪いと言った事から来る「心の傷」からくるとされています。

大人という立場から子供の心の傷に対応していくにはどのようにしていけばよいのでしょうか?
傷ついた子供への言葉掛けや対応を「心のケア」という視点から解決の糸口を探してみましょう。

 

 
【心のケア】傷ついた子供への言葉掛けや対応 ニートや引きこもりから子供を救う

 

 

傷ついた子供の対応


【心のケア】傷ついた子供の対応 心の傷を癒すには

傷ついた子供をどのように対応するかは、子供を一人の人間として認めることが大事です。
特にその子供が何を考えそのような行動をしているのかという理解がとても大切になってきます。

逆にその子がどのような事を考えているか、感じているかを理解しない事には、より心の傷を深めたり、子供との関係を悪化させたりと悪循環を生んでしまう事も多くあります。


子供の問題を解決する、あるいは改善していくプロセスは、突然降りかかった病気やケガを乗り越えるプロセスとまったく同じです。

自分の身に起こった「病気」という課題を解決するには、まずは「自分は病気である」という事を受け止める必要があり、そこから「この病気はどのように解決するか」という行動に発展していくのです。

子供の問題、もとい「心の傷」を癒すには「子供が傷ついている」という事を大人は受け止め、課題を一緒に認識していく事が大切なのです。


傷ついた子供の対応のポイントは子供の状況や感性を大人が受け止め、ブレない視点と温かいまなざしで対応する事が大切です。
子供は未熟です、未熟な子供が失敗する事は当然あります。失敗が原因で傷を負う事も多々ある事でしょう。

傷ついた子供の心のケアをするには成熟した大人が子供を受け止め、子供の要望を満たし次のステップへ導いていく事にあります。
そのためには、子供への愛情、大人としての知識、そして子供への理解がとても大切になってくるのです。

詳しくは「【心のケア】傷ついた子供の対応 心の傷を癒すには」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

拒食症の子供の対応


【心のケア】拒食症の子供への対応

拒食症は心の病気です。拒食症は食べなければならないのに心が食事を受け付けていない状態といえます。
拒食症は心の病気なので、心の傷のもととなった「原因」がある事がほとんどです。

拒食症の子供の対応をする上ではまず「何が原因となったのか」を知る事が大切です。
そして、原因に対して対処をする事で、根本的な対応をしていく事がポイントとなります。

この原因を把握せずに対応すると、かりに子供を思った言葉であっても、かえって子供のストレスとなり、より症状を悪化させる事にも繋がりかねません。
拒食症になった子供の心をケアするには「原因を把握する事」がとても大切です。


心に傷を負った子供は、寄り添い・認めてもらう事で心の傷が癒される事が多くあり、拒食症の子供にも同じことが言えます。
体型についていじめられた経験のある子供であれば、それに寄り添い、その子の事を一人の人間として捉え、寄り添い声をかけ続ける事が大事でしょう。

心に傷を負った子供は「孤独感」を強く感じている事が多く、孤独な状況を解消する事が大事です。
孤独から救い、一緒に考えていく姿勢が拒食症を進行させず、改善していく上では大切な事なのです。

部屋に引きこもり、食事を一緒にとらなくなった娘にたった一言「お母さんもダイエットに協力するわよ。」と声をかけるだけで救われる子供はいるのです。

詳しくは「【心のケア】拒食症の子供への対応」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

人間関係に失敗した子供への対応


【心のケア】人間関係に失敗した人への対応

人間関係に失敗する人の特徴としては「協調性が無い」という事が挙げられます。
これは、その人そのものの感性が問題となっている事もあれば、その人が付き合っているチームや組織といったコミュニティーが原因の場合もあります。
しかし、人間関係の失敗として捉えれば、「その人を中心とした周囲の人との関係がうまくいっていない」と言えます。

 

その人が組織として協調する意思を持って行動を起こす事が出来なかった事や、人間関係を築き上げているコミュニティーそのものがおかしい場合もあるので、一概にどちらが悪いともいえません。


例えば、対人関係に傷ついている、現実に引きこもっている子供に対して、客観的評価を加えた「大人のアドバイス」を押しつける のは逆効果になる場合が少なくありません。

親の教育理念としては、子供が可愛いからこそ叱ったりたしなめたりするわけですが、叱られた子供の受け取り方はまったく別なのです。


まずは、「そんなことがあったのか」「あなたの気持ち、わかってもらえなかったんだね」「それは辛かったね」など、気持ちに寄り添うような言葉をかけましょう。
人間関係が失敗した人から見て、「この人は私の理解者だ」と感じない限り、その人との関係の溝はますます深まっていきます。
対人関係がうまくいかない、その原因はゆっくり探ることにして、まずは肯定的な言葉を心がけてみてください。

詳しくは「【心のケア】人間関係に失敗した人への対応」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

リストカットをしてしまう子供への対応


【心のケア】リストカットをしてしまう子供の対応

リストカットをしてしまう人への対応を考える上でまず大切なのが、それを目撃した人は「いいんだよ。」という姿勢を持つ事です。
リストカットの目撃は大変ショッキングな出来事でもあり、目撃した人はショックから気が動転してしまう事がほとんどです。

しかし、当事者はリストカットをする事で心のバランスをとろうとしています。まずは大事に至らないかをチェックして、次にその人の心を受け止め、寄り添っていく事が大切です。


子供のリストカット現場を目撃すると、たいていの親は驚いて、「やめなさい」「そんなことをしてはダメ」とカミソリを取り上げるでしょう。
でも、ダメだと言うだけでは、何の解決にもなりません。

当人はリストカットをすることで、心のバランスを保とうとしているのです。
強制的にリストカットを辞めさせたとしても、バランスを失った心は別の形で破綻します。

つまり、「リストカット」という行為そのものにとらわれずに、「なぜそのような行為に及ぶのか」という事に目を向けていく事が重要なのです。


リストカットをする人は漠然とした不安感からリストカットをしている人もいれば、はっきりとした原因を持っている人も居ます。

なんにせよ原因はありますが、まずは心のバランスを失っている、そんな子供のやりされない思いを受け止め、原因を一緒に探り考えるのが、親のできる唯一の手助けではないでしょうか。


「いいんだよ」という言葉には、あらゆることを許し、その人を丸ごと受け止めるような肯定的な響きがあります。
テストの点が悪くてもいい、人と少しぐらい違ってもいい、友達づさあいがうまくなくてもいい。あれもダメ、これもダメが口癖になっている人は、ぐっとこらえて、「いいんだよ」と心のなかでつぶやく練習からはじめてみてください。


「いいんだよ」と受け入れ、本当にダメになりそうなときには「それだけは絶対にダメだ」という強いメッセージを伝える。
そのほうが、子供の心にストレートにしみると思います。

詳しくは「【心のケア】リストカットをしてしまう子供の対応」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

やりたい事が見つからない(自立できない)子供への対応


【心のケア】やりたい事が見つからない子供への対応

よく言われる「やりたい事」とはいったいなんなのでしょうか。
「やりたい事」というのは「自分が好きだ、興味がある、楽しいと思える」という自分が中心とした「やる事」の事と言えます。

そして、人間は男性や女性であっても思いのほか「感性の生き物である」と言えます。
好きだ、楽しいと言った感情にとても忠実で、総じて「好き」と言えます。

やりたい事というのは「好きなことをやる事」とも言えます。
人間には理性がありますが、理性は主に「どうすればうまくいくか」という事を模索し実行する為に使われるので、「やりたい事」とは実は別次元にある話なのです。


「やりたい事をしろ」「好きな事ばかりやってはいられない」この二つの言葉は、経験も知識も豊富な大人だから理解できる言葉であって、成熟していない若者や子供に使うには適切な言葉と言えず、逆に自立心を損なってしまう言葉の一つです。

この二つの言葉は実は人生としては別の軸の話をしているという事もポイントなのですが、「何かをする」という共通の事柄があるために、言葉が正確に子供には伝わらなく、子供の自立を阻害してしまうのです。


自立した大人に子供を導くには子供の自立を促しつつ、自分の決めた行動を応援し、子供がやりたい事を尊重する事が大事です。


親としては自立しない子供にもどかしさを感じても、本人がはじめの一歩を踏み出すまで待とうじゃないか、そんな心の余裕も必要でしよう。
また、本人に好きなことがあっても、それが親の希望に添っていない場合、「親の言うとおりにしなければ」「でもイヤだ」という相反する気持ちにさいなまれ、宙ぶらりんのまま動けずにいることもあります。

親や周囲の大人の身勝手なメッセージで混乱させないよう、変わらぬ温かいまなざしで見守ることが、自立への第一歩につながるのだと思います。

詳しくは「【心のケア】やりたい事が見つからない子供への対応」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

登校拒否になった・学校を辞める事が決断できない子供との接し方


【心のケア】登校拒否になった子供への接し方

登校拒否であれ、学校を辞めるという選択であれ、子供が「決める事が出来なくなった」背景を知る事が、登校拒否の状況に陥った子供と接するポイントです。
イジメであれば、学校へ行きたくないはっきりとした理由を持っているので理解が出来ると思いますが、はっきりとした理由がない場合は接する大人としての立場としてもヤキモキしてしまうでしょう。

しかし、やはりここで最も大切なのは、子供が決められない状況に陥ってしまった背景を知る事です。
そのためには日々のコミュニケーションや仕草などから、不登校であったり決断できない状況を探る事が大切になります。


一方、親の不安が子供に伝わっている事が原因で、より子供が「大人になりたくない」という思いから不登校に陥っている可能性もあります。
親は年々、年をとり、子供にいつまでもスネをかじらせている経済的な余裕はありません。

そんな将来への不安が子供に伝染し、不安でがんじがらめになっている場合もあるでしよう。

そんなときは、親も不安であることを子供に伝え、まずはお互いの抱える不安を共有する作業が必要だと思います。
たとえば、「お父さんたちも今後のことが不安なんだ。お前のことも不安だから、いろいろうるさく言ってしまうんだよ、悪いな」と、ストレートな言葉で伝えてみてはどうでしょう。

子供は親の不安を理解することで、はじめて自分の置かれた状況に気づくこともあるのです。

詳しくは「【心のケア】登校拒否になった子供への接し方」で紹介しているのでチェックしていってください。


 

 

 

頑張れなくなった、諦めるようになった子供との接し方




他の人からすれば「何でそんなことで、そこまでなってしまうの?」と思ってしまうかもしれませんが、頑張れなくなってしまった子供は、その子供自身が一番苦しい思いをしている事も事実です。

一旦は、その子は今、頑張れる状況ではなく、「胸の心臓をえぐり取られてしまっているような状況」であると受け止めてみましょう。
そのような姿勢で見るとその人がなぜ、頑張れなくなったのか?という気持ちを理解する事が出来、対応のヒントをつかむ事が出来るでしょう。

人が何かにつまずいたとき、大切なのは励ますことではなく、共感すること、おこなった努力について誉めることです。
身近にその人を見ていたのであれば、なおさらその人自身では気づかないその人の良さを見つける事が出来、次のステップへ進むきっかけをつくる事が出来ます。
頑張ったことに対して失敗した事が原因で挫折感を味わい、自分の人生全てが終わってしまったと思いこむ人も少なくはありません。是非、その人が大変だった事を理解し、その上で誉めてみてください。


「がんばることよりも、がんばり抜いた事が大事」
そこには、本人も気づいていない成長があったはずです。そこをすくいとって評価し、努力は無駄ではないことを、ぜひ教えてあげてください。

詳しくは「【心のケア】頑張らなくなった子供への対応」で紹介しているのでチェックしていってください。


 

 

 

他人の子供に傷ついた子供との接し方


【心のケア】他人の言葉に傷ついた子供の接し方

他人の言葉で子供は傷つきやすく、とても脆くデリケートです。
そんな子供が誰かの言葉で傷ついた時は、まずは子供の心を癒す事に努める事です。

言葉を発した相手に抗議をする事は時に重要な行動ではありますが、必ずしも抗議が効果的であるとは言えない事も多々あります。
それより、傷を負って苦しんでいる目の前の子どもを救う事が先決と言えます。


子供は、何かひとつでも苦手なことがあると、それを致命的欠陥、のように思い込むことがあります。
例え、言葉を発した相手がどのような気持ちで言ったとしても、子供としてはショッキングな言葉である事もあります。

そんなときは、傷ついた気持ちに共感したうえで、「あなたはあなた。人と白分を比べる必要はないのよ」「算数が苦手でも、ちっとも恥ずかしくないよ」という言葉をかけてみてはどうでしょう。

大人として、親として大切なのは、子供の小さな異変に気づくこと。そして、傷ついた子供が安心できる居場所(家庭)を提供することだと思います。

詳しくは「【心のケア】他人の言葉に傷ついた子供の接し方」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

仕事がつづかない・定職に就かない子供の接し方


【心のケア】仕事がつづかない子供との接し方

親にとって子供と言えども、子供が成人し仕事をした事があるのであれば、子供にとって「自分は立派な大人だ」と自覚している事でしょう。
だからこそ、親の言葉が素直に聞けなくなるケースが多くあります。

親として子供と接するには、あえて親としての意見ではなく「インタビューをする人」になった気持ちで接してみてはどうでしょうか。
一人の大人として接する事で子どもが求める仕事象をはっきりとさせ、自分のしたい仕事に導く事が出来る可能性を高めます。


実際、インタビューを受けてみるとわかりますが、質問されたことに答えていくうちに、ごちゃごちゃしていた感情が整理されていくというメリットがあります。

インタビュアーは、自分の主観や感情をさし挟まずに耳を傾けることが重要です。
聞き手に徹することで、「あの子はこんなことを考え、悩んでいたんだ」という驚さや発見が必ずあるでしょう。

親子関係がギクシャクしている場合は、「自分にインタビューしてみたら?『本当はどうしたいの?』って」という言葉をかけてみてはいかがでしょうか。

「無理に人に話さなくてもいい。でもね、自分に取材することで感情が整理されることもあるかもしれない。それが、あなたの抱える問題解決の糸口になるかもしれないよ」そんなふうに伝えてみてください。

詳しくは「【心のケア】仕事がつづかない子供との接し方」で紹介しているのでチェックしていってください。

 

 

 

ケンカをして不利な状況に立たされた子供への接し方


【心のケア】ケンカをした子供との接し方

子供同士のケンカは、単なるケンカなのかイジメなのか区別がつきにくいものです。
大人には大人の社会があるように、子供には子供の社会があり、そのルールが異なるため、互いに理解しにくいのです。

ケンカだと思っていたら「イジメだった」イジメだと思っていたら「ケンカだった」という事もあり、後々問題となる事が多く長引けば長引くほどに対処が困難となる事も多くあります。

場合によっては、ケンカを見た第三者が事件として騒ぎ立てるような危険もあり、その様な場合はケンカをした当事者は不利な状況となり、更に傷口を広げてしまう事もあります。

大人として大切な事は、この曖昧な「イジメか、ケンカか」という事をはっきりさせる事に注意を払った上で、お互いの子供を見守り時に行き過ぎていれば迅速に対処する事でしょう。

詳しくは「【心のケア】ケンカをした子供との接し方」で紹介しているのでチェックしていってください。

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