介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

【心のケア】ケンカをした子供との接し方

   


最近では教育が進み子供同士のケンカは少なくなったとはいえ、まだまだ子供同士のケンカは消える事はありません。

子供同士のけんかは大人からしてみれば「どうせ子供のけんか」と受け止めてしまう事もありますが、子供には子供の社会があり、ケンカをした子供の心は酷く痛んでいるいる事も多いです。

では、ケンカをした子供に対して、大人として親としてどのように接していけば良いのでしょうか。
窮地に立たされたAさんの事例をもとにケンカをした子供との接し方を見ていきましょう。

 

 
【心のケア】ケンカをした子供との接し方


 

 

子どものケンカは”ケンカ”か”イジメか”区別が難しい


子供同士のケンカは、単なるケンカなのかイジメなのか区別がつきにくいものです。
大人には大人の社会があるように、子供には子供の社会があり、そのルールが異なるため、互いに理解しにくいのです。

ケンカだと思っていたら「イジメだった」イジメだと思っていたら「ケンカだった」という事もあり、後々問題となる事が多く長引けば長引くほどに対処が困難となる事も多くあります。

場合によっては、ケンカを見た第三者が事件として騒ぎ立てるような危険もあり、その様な場合はケンカをした当事者は不利な状況となり、更に傷口を広げてしまう事もあります。

大人として大切な事は、この曖昧な「イジメか、ケンカか」という事をはっきりさせる事に注意を払った上で、お互いの子供を見守り、時に行き過ぎていれば迅速に対処する事でしょう。

 

 

 

 

窮地に立たされたAさんの話

これから紹介するエピソードは、今は社会人として働いているAさん(仮名)が語ってくれた経験談です。
Aさんは、中学に入ってお酒落に興味を持つようになり、学校にピアスをしていくなど規則を守らなかったことで、学校からたびたび注意を受けていました。

そんなとき、小さな事件が起ります。ある日、Aさんがクラスメイトと口論しているのを見ていた生徒が「Aさんがイジメをしている」と教師に訴え、大問題になったのです。

Aさんの親は、学校に呼び出されることになりました。
Aさんは、断じてイジメではないと主張しましたが、心のなかでは「どうせ親も先生も信じてくれないだろう」と思っていました。

ふだんから生活態度も悪く、教師に反抗的だったことを本人も自覚していたからです。
ところが、母親は学校から帰ってくると、「ピアスとか茶髪とか、生活態度も注意されちやったわよ」「だけどイジメについては、うちの娘はイジメはしていないと言ってます。私は娘の言うことを信じますって言ってやったわ」、笑いながらそうAさんに言ったのです。

その晩、Aさんは両親に今回の事件の詳細を初めて話しました。
いきさつを聞いた両親は、「あなたの生活態度に問題があるから、イジメっ子だと誤解されるんだ。だけど、お父さんとお母さんは、何があってもあなたの味方だよ」と言ってくれたそうです。

子供にとってこれほど心強く、温かいメッセージはないでしょう。
子供が過ちを犯したとさ、最後まで味方になってあげられるのは親しかいないのです。
子供が窮地に立たされ、情勢が不利なときこそ、「私たちは味方だよ」「信じている」という言葉が必要なのだと思います。

 

 

 

 

まとめ:ケンカをした子供との接し方



子供同士のケンカは、単なるケンカなのかイジメなのか区別がつきにくいものです。
大人には大人の社会があるように、子供には子供の社会があり、そのルールが異なるため、互いに理解しにくいのです。

ケンカだと思っていたら「イジメだった」イジメだと思っていたら「ケンカだった」という事もあり、後々問題となる事が多く長引けば長引くほどに対処が困難となる事も多くあります。

場合によっては、ケンカを見た第三者が事件として騒ぎ立てるような危険もあり、その様な場合はケンカをした当事者は不利な状況となり、更に傷口を広げてしまう事もあります。

大人として大切な事は、この曖昧な「イジメか、ケンカか」という事をはっきりさせる事に注意を払った上で、お互いの子供を見守り時に行き過ぎていれば迅速に対処する事でしょう。

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