介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

【認知症】認知症の症状 認知症になるとどうなるの?

   


介護の仕事をしていたり、家族が高齢期に入ると心配になる「認知症」
認知症という言葉が使われるようになってきており、認知症の人についての話題がメディア、家庭の会話でも上がる事が増えてきました。

 
認知症には実際にどんな症状が起こるのでしょうか、認知症の症状について見ていきましょう。

 

 
【認知症】認知症の症状 認知症ってどうなるの?

 

 

認知症の症状


認知症の症状は細かい症状まで見てみると実にさまざまな症状があります。
しかし、認知症の症状を大きく分けてみると、二つの症状に分けられる事が一般的です。

1つめが、「中核症状」2つ目は「周辺症状」と呼ばれる物です。

中核症状は、認知症の原因から起きてくるとされている症状で、「認知症になると必ず起きる症状」という意味合いから、「中核症状」と呼ばれています。
周辺症状については認知症の中核症状を中心として、二次的に起きてくる症状であり、これについては「個人差が大きい症状」です。

 

 

認知症の「中核症状」


認知症の「中核症状」
中核症状は認知症になると必ず起きる症状で、主に脳の機能障害からくる症状です。
主な症状としては次のような症状があります。

  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • 判断力の障害
  • 言葉の障害(失語など)
  • 実行機能障害(遂行機能障害)
  • 抽象思考(イメージ)の障害
  • 失行(行動の障害)
  • 失認(認識の障害)

記憶障害は、覚えて居られる能力が障害をおこし、何回も同じことを聞いたり言ったりするといった症状が出ます。
見当識障害については、時間、場所の感覚が不確かになり、判断力の障害では、周囲の状況が分からなくなります。

言語障害では、言いたい言葉が出てない、相手のいう事を理解できない言葉の障害もあり、実行機能障害では計画や段取りをつける事が出来なくなる事があります。

原因によっても異なりますが、一般的には認知症はゆっくり悪化する経過をたどるため、認知症が軽い時に現れやすい症状と比較的重くなってから現れる症状があり、中核症状は認知症なのかどうかを診断すると時、認知症の軽い思いを判断するのにみられます。

 

 

認知症の「周辺症状」

認知症の「周辺症状」
周辺症状については認知症の中核症状を中心として、二次的に起きてくる症状です。
周辺症状には個人差があり、同じ認知症でも人によって症状のでかたが変わってきます。

たとえば、自分がどこにいるかわからなくなる「場所の見当識障害(中核症状)」の為、家の近くでも出かけたまま帰り道がわからなくなることで、結果として「徘徊」という周辺症状に発展する事があります。

周辺症状は認知症が重くなるにしたがって起きやすくなります。
良く見られる認知症の周辺症状には次のような症状があります。

  • 抑うつ状態
  • 妄想・幻覚
  • 介護に対して抵抗する(介護拒否)
  • 不眠
  • 徘徊
  • 異食
  • 焦燥
  • せん妄
  • 多動・興奮
  • 攻撃的言動・行動
  • 外出して迷う
  • 不潔行為

周辺症状は認知症が重くなるにしたがって起きやすくなるものの、いくら目立った周辺症状があったとしても「認知症が進行していると限らない」という点を押さえておきましょう。
例えば、周辺症状の一つの「妄想」の中には「物盗られ妄想」と呼ばれている、代表的な認知症の妄想の症状があります。
これは認知症が軽い時の方が比較的はっきり表れてきます。

 

 

 

 

認知症の症状の特徴


認知症の症状の特徴
認知症の症状である「中核症状」や「周辺症状」は認知症の原因が無ければ起こりませんが、本人の健康状態、心理的な状態、そして、どのような介護を受けているかなどの環境によって、症状の出方は大きく変化します。

特に一般的に、周りの人が認知症の症状に振り回されがちなのは「周辺症状」で、症状への対応を考える上でこの事を意識する事は大切な事です。
同じ認知症の原因でも、人によって症状の現れ方は異なります。

 

 

 

 

まとめ:認知症の症状 認知症ってどうなるの?



認知症の症状は細かい症状まで見てみると実にさまざまな症状があります。
しかし、認知症の症状を大きく分けてみると、二つの症状に分けられる事が一般的です。

1つめが、「中核症状」2つ目は「周辺症状」と呼ばれる物です。

認知症の「中核症状」
中核症状は認知症になると必ず起きる症状で、主に脳の機能障害からくる症状です。
主な症状としては次のような症状があります。

  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • 判断力の障害
  • 言葉の障害(失語など)
  • 実行機能障害(遂行機能障害)
  • 抽象思考(イメージ)の障害
  • 失行(行動の障害)
  • 失認(認識の障害)


認知症の「周辺症状」
周辺症状については認知症の中核症状を中心として、二次的に起きてくる症状です。
周辺症状には個人差があり、同じ認知症でも人によって症状のでかたが変わってきます。

たとえば、自分がどこにいるかわからなくなる「場所の見当識障害(中核症状)」の為、家の近くでも出かけたまま帰り道がわからなくなることで、結果として「徘徊」という周辺症状に発展する事があります。

周辺症状は認知症が重くなるにしたがって起きやすくなります。
良く見られる認知症の周辺症状には次のような症状があります。

  • 抑うつ状態
  • 妄想・幻覚
  • 介護に対して抵抗する(介護拒否)
  • 不眠
  • 徘徊
  • 異食
  • 焦燥
  • せん妄
  • 多動・興奮
  • 攻撃的言動・行動
  • 外出して迷う
  • 不潔行為



認知症の症状の特徴
認知症の症状である「中核症状」や「周辺症状」は認知症の原因が無ければ起こりませんが、本人の健康状態、心理的な状態、そして、どのような介護を受けているかなどの環境によって、症状の出方は大きく変化します。

詳しくは「【認知症】認知症の症状 認知症になるとどうなるの?」で紹介しているのでチェックしていってください。

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