介護の精神と社会

介護という人々を支える仕事について精神面や法制度などを交え 解説しています。

【心のケア】頑張らなくなった子供への対応

   


何をしても頑張れなくなってしまった。そんな経験を持っている人も居る事でしょう。
そして、知り合いや友人、家族ががんばれなくなってしまったなんて人も居るでしょう。

特に親として「頑張らなくなった子供」というのは、とても心配になりますし不安にもなってしまいますよね。
頑張れなくなってしまった子供の話を事例に、どのように対応していけばよいのか見ていきましょう。

 

 
【心のケア】頑張らなくなった子供への対応

 

 

思うような結果が出せなかった為に頑張れなくなった子供の話

思うような結果が出せなかった為に頑張れなくなった子供の話
中学校で野球部に所属するAくん(仮名)。
レギュラー入りを日指して独自のメニューを組み立て、練習を積んできたものの、新メンバーの発表では補欠組という結果に。
以来、野球の練習を休みがちになり、部活をやめようかなと口にするようになりました。

顧問の先生のすすめでひとまず休部することになりましたが、勉強をするでもなく、友達と遊ぶでもなく、毎日をボーっと無気力に過ごしています。
最近のAくんの口癖は、「がんばっても、どうせ無駄」。レギュラー落ちの一件が、よほど大きな挫折だったのでしょう。
「努力なんてするだけ損。だから勉強もしない」と考えるようになってしまったのです。

 

 

 

 

「諦め」心がついた子供をいったん受け止めてあげよう

「諦め」心がついた子供をいったん受け止めてあげよう

他の人からすれば「何でそんなことで、そこまでなってしまうの?」と思ってしまうかもしれませんが、頑張れなくなってしまった子供は、その子供自身が一番苦しい思いをしている事も事実です。

一旦は、その子は今、頑張れる状況ではなく、「胸の心臓をえぐり取られてしまっているような状況」であると受け止めてみましょう。
そのような姿勢で見るとその人がなぜ、頑張れなくなったのか?という気持ちを理解する事が出来、対応のヒントをつかむ事が出来るでしょう。

A君の親は、その程度の挫折で生活態度やものの考え方まで変わってしまった子供の心理が理解でさませんでした。
見かねた父親が、「いい加減、気持ちを切り替えろよ」と言うと、「は?気持ちは別の意味で切り替わってるし」などといって、聞く耳を持ちません。

がんばったけれど思いどおりにいかないことは、誰にでもあることです。大人になればもっと大きな挫折を味わうこともしばしばで、親からすれば「そんなことでひねくれてどうする」と思うでしょう。

でも、裏を返せば、ひねくれてしまうほど、何かに打ち込んだともいえるのです。
その気持ちを考えれば、「気持ちを切り替えろ」というセリフは出てこないのではないでしょうか。

 

 

 

 

大切な事は、励ます事ではなく共感して自分の事のように誉めること

大切な事は、励ます事ではなく共感して自分の事のように誉めること

人が何かにつまずいたとき、大切なのは励ますことではなく、共感すること、おこなった努力について誉めることです。
身近にその人を見ていたのであれば、なおさらその人自身では気づかないその人の良さを見つける事が出来、次のステップへ進むきっかけをつくる事が出来ます。
頑張ったことに対して失敗した事が原因で挫折感を味わい、自分の人生全てが終わってしまったと思いこむ人も少なくはありません。是非、その人が大変だった事を理解し、その上で誉めてみてください。

A君のケースなら、「レギュラーの座をつかむための練習をがんばり抜いた」ことを誉めてはどうでしょうか。
練習目メニューを組み立てて実践したこと、自分で立てた目標をやり遂げたことを評価すればいいのです。


「がんばることよりも、がんばり抜いた事が大事」
そこには、本人も気づいていない成長があったはずです。そこをすくいとって評価し、努力は無駄ではないことを、ぜひ教えてあげてください。

 

 

 

 

まとめ:頑張らなくなった子供への対応



他の人からすれば「何でそんなことで、そこまでなってしまうの?」と思ってしまうかもしれませんが、頑張れなくなってしまった子供は、その子供自身が一番苦しい思いをしている事も事実です。

一旦は、その子は今、頑張れる状況ではなく、「胸の心臓をえぐり取られてしまっているような状況」であると受け止めてみましょう。
そのような姿勢で見るとその人がなぜ、頑張れなくなったのか?という気持ちを理解する事が出来、対応のヒントをつかむ事が出来るでしょう。

人が何かにつまずいたとき、大切なのは励ますことではなく、共感すること、おこなった努力について誉めることです。
身近にその人を見ていたのであれば、なおさらその人自身では気づかないその人の良さを見つける事が出来、次のステップへ進むきっかけをつくる事が出来ます。
頑張ったことに対して失敗した事が原因で挫折感を味わい、自分の人生全てが終わってしまったと思いこむ人も少なくはありません。是非、その人が大変だった事を理解し、その上で誉めてみてください。


「がんばることよりも、がんばり抜いた事が大事」
そこには、本人も気づいていない成長があったはずです。そこをすくいとって評価し、努力は無駄ではないことを、ぜひ教えてあげてください。

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